本日は宅建協会東三河支部の研修会で『正直不動産』の原作者の夏原武さんの講演がありました。
業界では知られた作品で噂は聞いていたのですが、読んだこともドラマを見たこともありませんでした。
でも気になっていたので楽しみにしていました。
お話はいち消費者から見た不動産業社、不動産業界という事でしたが、結構腑に落ちる内容でよかったです。
この業界に身を置いてもう18年になりますが、グレイというかダーティーなイメージは感じます。
でも、多くの方はまじめに、それこそ正直に営業していると思います。
以前には某大手不動産会社に牙をむいたこともあるんですが、今思えば若気の至りで、無謀でしたね。
業界の会合で元社員の方から聞いたのですが、当時の社内でも問題視されたという事でした。
今はどうか知らないですが、改善されていればよいのですが、明らかに法に触れていました。
内容は詳しく言いませんが、意外と法律を順守していない業者さんは未だにいます。
大手なら安心って思われている方が多いと思いますが、この業界は個の集まりという感じが否めませんし、成績至上主義的な風土が強い業界です。
大手の担当者も一個人の自営業者と見られたら良いと思えば理解がしやすいと思います。
要はその人と対する意味では大手でも個人でも変わりがないという事です。
今日の講演の内容とは少し違いますが、なんとなく今の自分の立ち位置を確認できたと思っています。
今まで同級生や前職のお客様からの紹介も多くてありがたく思っていますが、ほぼどなたも不動産屋らしくないって言ってくれます。
私にはそれが誉め言葉だと自負している次第です。