今年は特に早い一年でした。
いろいろと新しいことも始めたりして、ストレスで血圧が上がってしまったこともあります。
ようやく年末にきて血圧も落ち着き、こうして一年を振り返られるようになっています。
さて不動産業界では最も危惧されるのが建売住宅の売れ残りです。
築一年未満の売れ残りが豊橋市内で160棟以上あります。
大手も含めてさすがに放置しておけないんじゃないかと思います。
損をしてでも現金化をするという動きになれば、地域の不動産価値は下がり始める事でしょう。
今はまだ価格下落というのは表面化していませんが、お値打ちと感じる物件しか動いていないというのが実感です。
他地域で聞いた話では建売業者が用地購入の契約後に会社の都合で契約解除されたというのが数例あるそうです。
物件情報を見ていると豊橋の売れ行きが悪く、豊川に移っているような気はしますが、結局は同じ事になるでしょう。
ウッドショック以降、建築費は原材料費や人件費の高騰もあり、かなり割高になりました。
そんなことも売れ残りの要因だとは思います。
中小零細企業が多い街なのでそう簡単に賃金は上げられないし、庶民は物価高で今までよりも生活しづらくなっているんではないかと思います。
そんなご時世には大きな買い物はする気になれないと思います。
来年はどんな年になるのか想像がつきませんが、大きく改善されるようなことはないと思います。
とは言え、この業界で生きていますので何とか時代に合った仕事をして行こうと思っています。
良い年ではありませんでしたが、来年は良い年になるよう努力します。
本年のご愛顧ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。